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皆さんこんにちは!今日はPRIからとても大事なお知らせがあります!まずは、こちらの動画をご覧ください。

そうなんです、来年6月にロン ハラスカが日本にやってくるんです!動画について、いくつか補足させてください。

  1. サービカル・レボリューションを受講するにはポスチュラル・レスピレーション講習の事前受講が必須になります。ポスチュラル・レスピレーション講習会に関しては告知通り今週末11月11日午前8時から年末年始の講習会募集開始予定です。お申し込み、詳細はこちらのページからどうぞ。
  2. 動画にもありますように、2018年6月のサービカル・レボリューション講習は全編英語で行われます。通訳は入りませんのでご注意ください。サービカル・レボリューションについてはこちらのサイトをご参照ください。PRI本部(アメリカ)の英語のページになりますが、本講習に関しては申し込みなどにもこちらのページで行う予定です。
  3. Q&Aセッション(通訳付き)については参加完全無料で、但しPRI講習を一度でも受講されたことのある方(日米問わず)限定の開催を予定しております。このセッションは通訳こそ入りますが、ロンに直接英語で質問したいという方ももちろん大歓迎です。

今後詳しいことは、決定次第随時ホームページとFacebookでお伝えする予定です。動画からも伝わるかと思うのですが、ロンはとにかく日本の皆様に会えるのを心から楽しみにしております!より多くの方が直接ロンと話し、交流する場を用意できるよう、PRI Japanスタッフ一同尽力して参りたいと思います。是非ご参加ください!

Sayuri Abe-Hiraishi, MS, ATC, CSCS, PRT, PES, CES
2017年11月07日

皆様お久しぶりです、PRI講師の阿部です。

最近EmailでPRI講習参加者様から、PRIがお勧めする靴に関しての質問を頂きました。Hruska Clinic®を代表してPRI講師・セラピストでもあるローリ・トムセンが毎年公開・紹介している「PRIの考えに基づくオススメ靴リスト」というのがありますので、今回はその2017年版のリストを日本語にしてシェアしたいと思います。

靴の選択を間違えると、PRIプログラムの効果が瞬く間に打ち消されてしまう可能性があります…が、逆に言えば、適切な靴は驚くようなポジティブな効果をもたらすこともあるのです。1) Control (コントロール): 中側部や踵骨の安定性を向上させる目的で、2) Guidance (ガイダンス): 人間らしい歩行を導く感覚デバイスとして、3) Cushion (クッション): 足が体にもたらす影響を実感するためのクッションとして…目的は患者によって様々かもしれませんが、適切な靴による介入はPRIプログラムの効果を増強してくれる頼もしい味方です。

PRIの講習で「グラウンディング」という言葉が出ることも多くありますが、靴がもたらす様々な効果の中でも、エクササイズや歩行時に足がどういった状態で床に触れているか、それを患者さんに実感してもらうことがPRIプログラム成功のカギになります。普段履き慣れている靴とは異なる、地面から入ってくる感覚入力の違いを強調するため、そして適切な多関節筋連鎖の使い方を学ぶために、Hruska Clinic®が2017年に推奨している靴のリストは以下の通りです。

2017 Shoe List  (2017年版 推奨靴リスト) – PDF

リストにある靴の全てが皆さんの患者さん全員にぴったりだとも限りません。簡単に、ローリが動画で話している、『リストの中から靴を選ぶ際の目安』をお伝えします。

New Balance 1080 V7は中でもローリいち押しの、ユニークな造りの靴です。 この靴の優れているところは足をガチガチに固めるのではなく、3つの運動面全てで足を遊ばせてくれる点にあります。皆さんもご存知のように、PRIでは右足でプロネーションと共に土踏まずをしっかりと感じること、一方で左足は踵と母指を感じることに重きを置いていますが、この靴には「遊び」があるからこそ右と左とでの異なる環境を作ることが可能になります。右にも左にもしっかりと導いてくれる、貴重な靴です。New Balanceから他にも880 V6と860 V7が選ばれていますが、これらは「しっかりとしたフォーム素材の底があるのは素晴らしいが、中足部のガイダンスに欠ける」点から少し低めのランク付けになっています。

Brooks Glycerin 14はPRI足底板との相性が抜群です。New Balanceよりもこの点では優れていますので、患者がPRI足底板を使用している場合はこの靴がオススメです。

Altraブランドの靴はゼロ・ドロップと言われ、踵とトーボックスの高さが全く同じという珍しタイプの靴です。踵にかかるストレスが少なく、他の靴で踵に違和感や痛みを訴えるような患者さん向けですが、同時に踵の接地を感じにくいという問題も起こりえます。この靴を使用する際は、靴無しの状態又は他の靴で患者自身がしっかりと「踵を感じる」という実感を確立してから、徐々にAltraに慣らしていくのが良いでしょう。

PRI歯科・眼科の患者にはクッションカテゴリーの靴をおススメします。クッション性の高い靴を使って床を感じることで首を抑制することが期待できるからです。

足関節の不安定症がある患者は、最初こそコントロール・カテゴリーの靴を使って安定性を与えるのが良いかも知れませんが、3-4か月とPRIプログラムが進むにつれ、徐々にガイダンスに移行し、あえてコントロールを取り除きながら、動きを確立させていくようなアプローチをとることを恐れてはいけません。

これらの情報が、少しでも皆様の靴選びの参考になれば幸いです。このリストはダウンロードして皆さんのお好きなように使っていただいて構いませんが、もしコピーして第三者に配布する場合は資料下部にありますHruska Clinic®の名前と著作権のロゴをそのまま残してご使用していただきますようお願いいたします。

さて、1週間ずれ込んでしまいましたが、年末年始のマイオキネマティック・リストレーション講習会の申し込みは今週末11月4日の午前8時からです。そしてポスチュラル・レスピレーション講習会の申し込み開始は11月11日の午前8時からとなっております。申し込みはこちらのサイトからどうぞ!お間違えのないようお願いいたします。年末年始に皆様とお会いするのを楽しみにしています。

Sayuri Abe-Hiraishi, MS, ATC, CSCS, PRT, PES, CES
2017年10月31日

先ほど年末年始のマイオキネマティック・リストレーション講習会の参加登録申し込みが始まりましたが、システム障害によりお支払い情報を入力することができない状況になっております。PRI本部と対応しておりましたが、クレジットカードを決済する段階でのシステム設定によるものだという事で、クレジットカードを取り扱う会社によるシステム設定の復旧・変更が必要になってきます。

本部と協議した結果、ウェブサイトにアクセスして頂きログイン後情報を入力して頂いた皆様には大変申し訳ないのですが、システムの復旧・テストなどを待って、来週11月4日午前8時にもう一度マイオキネマティック・リストレーション講習会の申し込みをやり直しさせていただくことに決定しました。途中まで情報を入力して頂き登録を始められた方々も同様に、11月4日に再度登録をお願い致します。また11月4日に予定されていましたポスチュラル・レスピレーション講習会の申し込みは1週間遅らせて、11月11日午前8時からとさせて頂きます。

朝早くから講習会に参加するのを楽しみにしてくださって登録しようとして頂いた方々には大変申し訳なく感じており、この場を借りてお詫び申し上げます。

大変なお手数とご迷惑をおかけしまして本当に申し訳ありません。スタッフで総力を挙げて復旧してまいりますので、どうかご理解頂きますようお願い致します。

ありがとうございます!

PRIジャパン

教育コーディネーター

大貫 崇

大貫 崇, MS, ATC, CSCS, PES, PRT
2017年10月28日

皆さんこんにちは!PRIジャパン教育コーディネーターの大貫です。お待たせいたしました!この冬、年末年始にPRIポスチュラル・レスピレーション講習会とマイオキネマティックリストレーション講習会を開催させて頂くことが決定し日程が確定いたしましたのお知らせしたいと思います!

2017-2018年年末年始 PRI講習会日程

12月23-24日(土・日)マイオキネマティック・リストレーション @神奈川県横浜市(横浜市立大学医学部福浦キャンパス) 講師 阿部さゆり・大貫崇(講師トレーニング中)

12月27-28日(水・木)ポスチュラル・レスピレーション @東京(場所未定)講師 阿部さゆり・石井健太郎

1月4−5日(木・金)マイオキネマティック・リストレーション @大阪市淀川区(履正社医療スポーツ専門学校)講師 石井健太郎・大貫崇(講師トレーニング中)

1月6−7日(土・日)ポスチュラル・レスピレーション @福岡県早良区(福岡医療専門学校)講師・石井健太郎


お申し込みに関しましては、講習会ごとに申し込み開始時間が異なりますので、ご注意ください。

横浜 マイオキネマティック・リストレーション講習会 10月28日(土曜日)日本時間午前8時より

東京(場所未定)ポスチュラル・レスピレーション講習会 11月4日(土曜日)日本時間午前8時より

大阪 マイオキネマティック・リストレーション講習会 10月28日(土曜日)日本時間午前8時より

福岡 ポスチュラル・レスピレーション講習会 11月4日(土曜日)日本時間午前8時より

受講者申し込みの開始をいたします。申し込みはこちらのページから可能です。また講習会申し込み開始以前に「参加申し込み」のボタンをクリックしていただきましても申し込みはできませんので、ご注意下さい。

ポスチュラル・レスピレーション講習会はマイオキネマティック・リストレーション講習会とは違い、胸郭に焦点を当てて多関節筋連鎖を評価してリストアしていく手法を学んでいきます。特徴的なのは手技などの実技講習もあることで、講習会参加に関する注意点などありますので、こちらのリンクをご確認ください。

前回と同様、クレジットカード決済のみ受け付けておりますが、使用できるカードがVISA, MasterCard, American Expressに加えてJCBカード(Discover)も使えるようになりました!こちらも併せてご利用ください。またお申し込みの際には必ずPCのメールアドレスが必要となります。携帯電話のメールアドレスではお申し込みできませんのでご注意くださいませ。

なお、ポスチュラル・レスピレーション講習会とマイオキネマティック・リストレーション講習会の参加費に関しましては、$525(講習会開催4週間前以降のお申し込みは$555)となっております。クレジットカード決済により直接PRI本部にお支払頂く関係上ドルでのお支払になりますことを何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

年末年始に皆さんにお会いできるのが楽しみです!もし何かご不明な点や質問などございましたら、info.japan@posturalrestoration.com までご連絡をお待ちしております!

よろしくお願いいたします!

大貫 崇, MS, ATC, CSCS, PES, PRT
2017年10月19日

みなさんこんにちは!PRIジャパン教育コーディネーターの大貫です。

暑い日々が続いていますが、みなさん元気で過ごされていますか?もしくはリポジションされてますか?

今日はPRIジャパンのHPの機能についてのご説明です。HPの上に「PRI講習会」というタブがあるのですが、そこにカーソルを移動して頂くと「マイオキネマティックリストレーション」「ポスチュアラルレスピレーション」の講習会の他に「講習会を主催してみませんか?」という選択肢が現れます。

そうです!このページをきっかけにPRIの講習会をあなたの地元や職場で主催してみませんか?是非PRIジャパンにメールを送って頂けたらとても嬉しいです。次回の講習会は年末年始を予定しておりますが、この時期、またはその次(2018年夏)あたりに、もしくは将来的にPRIの講習会を主催したい!という方は是非ご一報ください。メールを頂いたら必ずしも講習会が開催できるとは確定できないのですが、ちゃんとリストを作成しておりますので、講師の都合や参加者アクセスの良さなどを考慮しつつご連絡をこちらからさせて頂く形になります。

また講習会の最中やアンケートに講習会の主催希望をスタッフや講師にお話いただいた方はお手数ですが再度こちらのページからメールを頂ければと思います。

是非みなさんと一緒に講習会を開催したいと思っておりますので、どうかご検討いただきますようお願い致します!

大貫 崇, MS, ATC, CSCS, PES, PRT
2017年08月25日

7月18日のポスチュラルレスピレーション@名古屋を終え、無事PRIの日本での夏が終わりました。2017年の夏は阿部が広島と仙台でマイオキンを、そして石井が東京でマイオキンを担当した後、ダブル講師で東京と名古屋にてポスチュラルを開催させていただきました。至らないところもあったかとは思いますが、手応えのある講習ができた、とスタッフ共々感じております。受講者の皆様、改めまして講習会お疲れ様でした。このブログを読む頃には現場でICアダクターをキメたり、胸郭を動かしている頃でしょうか?

講習会のシリーズが終わる度に「夏が終わった」とか「冬が終わった」などと言っておりますが、自分達にとっては大きなプロジェクトです。そもそも阿部さゆり、大貫崇、石井健太郎は「PRIを日本で」と言い始めるずっと前からの仲であり、その仲間とこうやってプロジェクトを手がけ、豊かな時間を過ごせるのはPRIのおかげ、と思っております。また、2015年の夏、丁度2年前にこのプロジェクトが始まって以来、PRIを通して素晴らしい人達に出会い、物事を共感しあえる仲間、そしてPRIファミリーが増えているのを実感しています。講習会を受けるスタイルは人それぞれですが、こちらもワクワクしたり、ビシッと気合いの入る出来事も多くあり、受講者さんと繋がる時間は自分にとっても実り多き時間です。講師やスタッフのワクワク、すなわちPRIの持つ魅力が十分に伝わる講習会であってほしい、と常々思いながら活動しています。講習会終了後、みなさんワクワクしましたか?

今回もPRIは色々な人に支えられて日本での講習会を実現する事ができました。会場提供、及び講習会をホストして頂いた朝日医療専門学校、東北保健医療専門学校、東京柔道整復専門学校、帝京大学、東海医療専門学校の皆様、そしてPRI講習会では初の個人開催をして頂いた門間さん、この場を借りてもう一度お礼申し上げます。ありがとうございました!急な出来事にも柔軟に対応して頂き、お陰さまでスムーズに進行ができたと思います。さらに個人的には帝京大学の大下さん、「朝トレしたいから朝早く来ていいですか?」なんていう自分のわがままにも対応していただき、本当にありがとうございました!!!

この2年間でマイオキンが計12回、ポスチュラルが計4回、日本で開催されました。たくさんの人に出会い、たくさんの人に支えられた2年間でした。今後も初心忘れる事なく、交互相反運動を続けていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくおねがいします!

以上、”PRI in Japan - Summer 2017”総括byケニーでした。

Kentaro Ishii, MS, ATC/L, CSCS, PES, CES, PRT
2017年07月25日

梅雨のムシムシした日が続きますね。講師の阿部です。日付はちょうど7月に入ったところですが、先月広島・仙台とPRIマイオキネマティック講習を行ってまいりました。


6月10-11日、広島の朝日医療専門学校にて


6月24-25日、仙台の東北保健医療専門学校にて

一番のニュースはPRIジャパンのコーディネーターである大貫の講師デビューでしょうか。現在は石井・阿部両講師ともアメリカに住んでおり、PRI講習を限られたタイミングのみでしか行えないことで、「もっと講習会を開催して欲しい!」というご意見をいただくこともありました。日本在住の講師がいれば皆様にご不便な思いをさせることも減るのでは、ということで昨年講師トレーニングを開始した大貫ですが、今回の仙台講習では「各筋肉の左右での出力の差」や「リポジショニング・エクササイズ」などPRI理論のカギとなるセオリーや実技の約4時間の解説を担当し、我々としても非常に実りの多い2講習となりました。参加してくださった皆様にも「呼吸の多様性」「動きの多様性」のみならず、こういった「講師の多様性」「学びの多様性」も大いに楽しんでいただけていれば幸いです。

各講習、ご参加いただいた皆様、主催・運営に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!次回の講習は来週の石井の東京でのマイオキン、それから再来週の東京・名古屋と続くポスチュラル講習ですね。体力勝負ですので万全の体調で臨めるよう我々も気を引き締めて行きたいと思います。多くの皆様にお会いできるのを楽しみにしております!

Sayuri Abe-Hiraishi, MS, ATC, CSCS, PRT, PES, CES
2017年07月01日

皆さん、こんにちは!PRIジャパン教育コーディネーターの大貫です。

いよいよ今週末から広島でのマイオキネマティックリストレーション講習会が開催されます!広島では初めての開催となりますので、講師・スタッフ、そして主催者の方もとてもワクワクしております!

それから仙台(6/24-25)と東京(7/8-9)、さらにポスチュラルレスピレーション講習会(東京7/14-15・名古屋7/16-17)と続いていくわけですが、今回も沢山の方々に参加して頂く予定で、この場を借りて御礼申し上げます。参加して頂く皆さんにとって良い講習会となるよう講師・スタッフ、そして主催者の方と協力していきたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します!

本日までに広島・仙台・東京マイオキネマティックリストレーション講習会の参加者の方には「PRIマイオキネマティックリストレーション講習会のご案内」という確認メールを送信させて頂いております。もし届いていない、もしくは添付ファイルが開けない、といった場合にはお手数ですが、info.japan@posturalrestoration.com までご一報ください。

また東京のマイオキネマティックリストレーション講習会に参加される方に一つだけ変更点があります。開催施設ですが、当初ご案内していた「東京柔道整復専門学校」(第一校舎)ではなく、「東京柔道整復専門学校 第二校舎」(東京都練馬区氷川台3-39-1)と変更させて頂いておりますのでご注意ください。詳しい地図はこちらです!

会場まではくれぐれも気をつけてお越しくださいね。講習会当日皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしております!

大貫 崇, MS, ATC, CSCS, PES, PRT
2017年06月06日

皆さんこんにちは、ご無沙汰しております、阿部です。


いよいよあと7時間ほど(日本時間5月7日午前8時)で7月東京ポスチュラル・レスピレーション講習の申し込みが開始になりますね。名古屋ポスチュラル・レスピレーション講習の申し込みは一週間後の5月14日、午前8時からになりますので、お申込みご希望の方はご注意ください。阿部と石井、両講師ともども皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
この夏は、6月にマイオキン講習ソロ講師として広島、仙台にもお邪魔させていただきます。改訂版のパワーアップしたマニュアルを皆様に隅々まで堪能していただけたらと思っています!

さて、本家PRIウェブサイトでは一か月ほど前に公開していましたが、遅ればせながらこちらでも。12月のポスチュラル講習でいただいた質問の回答をしたいと思います(色々あって、遅くなってしまって申し訳ありません)。講習二日目の終盤で右のトライセップスを使うことがいかに重要か、という説明とスーパイン・ウェイテッド・トライセップス・カールズというエクササイズの実技ラボをしたのですが、このエクササイズにはやり方が二通り(ポジションA vs B↓)あり、「このエクササイズのポジションの違いは何?どういう状況の場合、どちらを選ぶのが正解なの?」という質問をいただいていました。


                      ポジションA                               ポジションB

この間ロンと直接話す機会があり、その解説をたっぷり聞いてきました。ロンは「こんな質問、アメリカでされたことないよ。うれしいね、素晴らしいね!」と盛り上がって20分間ほどノンストップでお喋りをしてくれたのですが(ああ、なんて気の良いおじちゃんなんでしょう!ロンと話すときはいつもそうです)、それを阿部バージョンにかみ砕いてさっくり解説しますね。

最初に答えを書いてしまうと、どんな患者相手にもまず試すはポジションAです。このポジションでは、歩行時に左足で身体を前に押し出して、右手を前・上方に振り切った状態(=右立脚中期)からエクササイズが始まるんだ、とイメージするとわかりやすいかも知れません。ここからPropel (前進)するために次にすべきは右腕を振り下ろし、後方に振り切ることですよね。同時に左腕も前に振り上げれば、体幹の右回旋・骨盤の左回旋と一緒に右足のpush-offが起こり、左前方への体重移行が可能になります。

平たく言えば、トライセップス・カールズはこの右腕の「振り下ろし始め」を練習するエクササイズなのです。エクササイズ開始時のポジションでは右肘と右肩は共に屈曲位にあり、上腕三頭筋をisolate(隔離)するのに最適と言えます。肘と肩、両関節で伸長位に置かれたこの筋肉を、肘伸展を通じて収縮させることで「腕の振り始め」に真っ先に上腕三頭筋にスイッチを入れる感覚を体得できた人は、そのあとの「右腕の後方振り切り」はモーメンタムと広背筋らの協力を得て比較的楽に、自然とおこなえるんだということに気が付くかもしれません。

**改めて言及しますが、右の腕を後ろに引く、ということはロンがどの講習でも何度も繰り返し強調する、超超超超超重要事項です。右の腕を後方に振り切るということは右の体幹を後ろに引く、つまりは体幹が右に回旋するということでもあります(例: 下の写真参照)。体幹の右回旋は骨盤の左回旋(L AF IR)と対になるべきPRI介入には欠かせない要素です。ロン曰く、「左スタンス時(下写真)に荷重されていなければならない肢がふたつある。なんだかわかるかい?左足と、右腕だよ!」。歩行時に腕を荷重だなんて、その表現の仕方がまたロンらしいですけれど、つまるところ彼は空間把握や自我確立を導く神経的道具として、この状況では左足右腕が真価を発揮しているべきだと言いたいのです。

エクササイズ#89 レフト・スタンス・インターラプテッド・スイング

話を戻します。しかし、ポジションAで陥りやすいワナは「非常に矢状面に特化したエクササイズであり、上腕の屈曲には腰椎の伸展も伴いやすい」という点です。PRIの基本は適切なポジションで適切な筋肉を使う練習をするところですよね、ですから、患者さんがもしこのエクササイズで呼気(state of exhalation)のポジション、つまり胸郭の屈曲を保てなければ次はAlternate Position(代わりとなるポジション)であるポジションBを試すべきです。

ポジションBでは同じ歩行は歩行でも腕を縦ではなく横に振りながら、水平面で胴体を回旋させながら歩行してるイメージです。右の腕をぶん、と横にスイングし前に持ってきたようなこのポジションでは腰椎の伸展は格段に起こりにくいばかりでなく、体幹の左回旋が促進され、左腹壁の活性化と左後方縦郭の拡張、そして右肩甲骨の安定が起こりやすいのが特徴です。つまり、こちら(ポジションB)のほうが上腕三頭筋を単独で活性化させる(ポジションA)前に、腹壁・胸郭・肩甲骨と腕との統合をまずマスターしなければいけない患者に適したエクササイズなのです。

要約すると、「右上腕三頭筋の活性化にトライセップスカールを用いる場合、最初はポジションAで、もし腰椎の伸展がどうしても起こってしまう場合はポジションBでこのエクササイズをおこなう」ということです。これで皆様の疑問が解決することを祈っています。もしまだほかに質問のある場合はPRI Japanまでお気軽にご連絡くださいませ。

Sayuri Abe-Hiraishi, MS, ATC, CSCS, PRT, PES, CES
2017年05月06日

皆さんこんにちは!PRIジャパン教育コーディネーターの大貫です。お待たせいたしました!2016年12月に日本で初めてポスチュラルレスピレーション講習会を開催させていただきましたが、この度2017年7月にPRIポスチュラル・レスピレーション講習会をさせて頂くことが決定し、日程が確定いたしましたのお知らせしたいと思います!

2017年夏 ポスチュラル・レスピレーション講習会日程

7月14-15日(金・土) 東京都八王子市(帝京大学八王子キャンパス トレーニングセンター) 講師 阿部さゆり・石井健太郎

7月16−17日(日・祝) 愛知県名古屋市(東海医療科学専門学校)講師 阿部さゆり・石井健太郎


お申し込みに関しましては、今回より講習会ごとに申し込み開始時間が異なりますので、ご注意ください。

東京 ポスチュラル・レスピレーション講習会 5月7日(日曜日)日本時間午前8時より

名古屋 ポスチュラル・レスピレーション講習会 5月14日(日曜日)日本時間午前8時より

受講者申し込みの開始をいたします。申し込みはこちらのページから可能です。また講習会申し込み開始以前に「参加申し込み」のボタンをクリックしていただきましても申し込みはできませんので、ご注意下さい。

ポスチュラル・レスピレーション講習会はマイオキネマティック・リストレーション講習会とは違い、胸郭に焦点を当てて多関節筋連鎖を評価してリストアしていく手法を学んでいきます。特徴的なのは手技などの実技講習もあることで、講習会参加に関する注意点など詳しくはこちらのリンクをご参照ください。

前回と同様、クレジットカード決済のみ受け付けておりますが、使用できるカードがVISA, MasterCard, American Expressに加えてJCBカード(Discover)も使えるようになりました!こちらも併せてご利用ください。またお申し込みの際にはPCのメールアドレスが必要となります。携帯電話のメールアドレスではお申し込みできませんのでご注意くださいませ。

なお、2017年度よりポスチュラル・レスピレーション講習会とマイオキネマティック・リストレーション講習会の参加費に関しましては、講師の渡航費用、送料や印刷の必要経費等の高騰を受けまして、昨年よりも$30ほど値上げさせて頂き、$525(講習会開催4週間前以降のお申し込みは$555)とさせて頂いておりますことを何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。

この夏に皆さんにお会いできるのが楽しみです!もし何かご不明な点や質問などございましたら、info.japan@posturalrestoration.com までご連絡をお待ちしております!

よろしくお願いいたします!

大貫 崇, MS, ATC, CSCS, PES, PRT
2017年04月11日
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