東京12月ポスチュラル・レスピレーション講習を振り返って

あけましておめでとうございます!新年早々、昨年末の話で恐縮ですが、PRIジャパンは東京と大阪でアツい年の瀬を過ごしてまいりました。今回は私、阿部が12月22・23日に開催した日本初のポスチュラル・レスピレーション講習について振り返りたいと思います。

この講習では胸郭と肋骨の形状と機能、そして横隔膜がそれらに与え、同時にそれらから受ける影響について2日間で掘り下げてお話ししました。PRIは基本、「患者が自身の力で新たな筋神経制御を獲得できるのであればそれに勝るものはない」という観念から、エクササイズを中心に治療介入をすることがほとんどなのですが、この講習ではPRIにしては珍しく、がっつり徒手介入(マニュアル・テクニック)についても学びます。それぞれのマニュアル・テクニックを使う背景と目的、そしてその技術もたっぷり時間を取って実践しました。真冬に汗だくになって練習を繰り返す皆様のお姿は美しかったです…。

空気を右に左に動かしながら胸郭で歩行する…多くの方には「はぁ?」と言われそうなこんなコンセプトに食らいつき、噛み砕き、咀嚼し、多くの質問をぶつけてくださった皆様に感謝しています。実際、この講習で参加者さんからいただいた意見を元に、大阪で5日後に行った同講習ではかなり構成に変化をつけました。参加してくださった50名の皆様(そしてこんな年末に恐らく呆れながらも参加を許してくださったそのご家族の皆様)、主催のスポーツプログラムス・スタッフの皆様、本当にありがとうございました!現場で使ってみての感想や疑問がありましたら是非PRIジャパンまでお知らせください。皆さんの介入にPRIコンセプトを埋め込み・育てるお手伝いができれば、こんなに嬉しいことはありません。

そして最後に、身内話か、と言われそうですが、ポスチュラル・レスピレーションのテキスト(教科書)の翻訳に一年半という時間と労力を費やした、講師仲間であり友人でもある石井にこんなところで改めて感謝をしたいと思います。2017年も引き続き、マイオキネマティック・リストレーション、ポスチュラル・レスピレーションの両講習の開催を継続するのはもちろん、最後のプライマリー・コースであるぺルビス・リストレーション講習の準備も始めていきたいと思います。2017年が皆様にとって学びの多き一年になりますように、今年もPRIジャパンをよろしくお願いいたします!

Sayuri Abe-Hiraishi, MS, ATC, CSCS, PRT, PES, CES
2017年01月07日